Qatar カタールという信じられない国。

今回日本に帰った際、

初めてカタール航空を利用したので

カタールで働く先輩に会いに

20時間のドーハ滞在を決行。

人生初めての中東

初めてのアラビア語圏!

(ここ。サウジアラビアとかイランの近く。)

100リヤル(カタール通貨。約3000円)で、

空港でビザを発行。


カタール人が携帯でYoutubeを見ながら

同僚と話しながら適当にほいほーいと業務をしていて

うーん、違うなー、と思いつつ、

外にでると、

朝4時だったのに信じられない暑さ。

眠い!暑い!


7月下旬、この日の最高気温は

45度という信じられない暑さでした。


ものすごく暑い。

蒸し暑い。

そこで人間が生きていられることが、もう信じられない。

オーブンを開けたときに出る熱風が

道路の至る所から吹き上げて

じりじり聞こえるような太陽に照らされて

20分も外にいたら、

すぐに室内に避難して水分補給しないと、

持たない状態。

無理でした。

街がサウナ。

岩盤浴のような感じ。


衝撃だったのが、ショッピングセンター。


暑いもんだから

ショッピングセンターで長時間過ごせるように

運河まで作っちゃっていました。


もちろん、映画館はあって、

水族館も、テーマパークも、

アイススケートもありました。


天井は青い空と白い雲、

壁はベネチアのような建物たちの絵が。

ショッピングセンター内をボートで移動って。)


カタールは世界三位の石油・天然ガス保有国らしい。

前は真珠産業が盛んだったようですが、

自然エネルギーが発見されてからは

信じられないスピードで成長をしています。

ワールドカップにむけて、

もの凄い勢いで建物を建てまくっています。

世界中の最先端ビルをぜーんぶ集めたような感じ。

異様な雰囲気。

下の写真は新しく建てられたアパートです。




税金はゼロ

ぜいきん、ZERO!


お金のある国はここまでお金を使えるのか。

至る所に新しいビル。

ビル。ビル。ビル。


カタールに住む人の半数は移民です。

働きに来ています。

フィリピン、インド、ケニアなどから。

タクシーの運転手や掃除屋さんと話が出来ました。

みな口をそろえて

「カタールにはなにもない。仕事と睡眠、それだけだ。そして、厳しい。」

と言っていました。


カタールはイスラム国家。

皆さん男性は白、女性は黒のヒカブやヒジャーブを着ています。


公共の場で、

手を繋いだりなんかしたら

即、刑務所行き。


ラマダーン明けだったようで

レストランは空いていたし

日中食事が出来たのは幸い。


ナンが主食なのかな。

砂漠地帯だから食べ物育たなそう。

ミント入りのジュースがとっても美味しかった。


有名なホテルがいくつもあり、

バーでお酒も飲めました。


そんな国で思ったのは

ここはきっといつかダメになる。


どんなにブランドのお店がたくさんあっても

ビルがかっこよくても

ボートが沢山あっても、

魅力的ではなかった。

まず暑いし。


そして、異常な成長力。


石油・天然ガスがあるかないかで

ここまで人は、国は変わるのかということを

強く感じた国でした。


Plan Cというオランダのサイトにあったのが

「2010年に生まれた子にどれだけの自然エネルギーが残されるか」

というもの。



カタールに行って、この表を思い出しました。


スウェーデンもかなり原子力発電に頼っている国なので

再生可能エネルギーの開発は本当に必要とされていますね。


なんとも不思議な20時間でした。


でもカタールに一度でもいけてよかった!


こんなところが本当にあって、

そこで人は生きていて、

大きなビジネスが繰り広げられているんだと

肌で感じました。

時間を取って案内してくれた先輩に感謝です。

ありがとうございました。


おわり。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ スウェーデン情報へ

コメント