ヨーテボリとマルメに初めての出張。Göteborg och Malmö

先月は2時間で、

先週は1時間だけ。

なんの数字でしょう。

その時間しか太陽が顔をださなかったというニュースです。

どーりで、暗いわけだストックホルムと思う、今日この頃。

日照時間は朝8時、日が沈むのは午後3時、

来ました、二年目の冬。


今日のブログはヨーテボリとマルメでのお仕事の話。

長くなります。

(デンマークとスウェーデンの間をつなげる橋。世界の車窓から風。)

今お仕事させてもらっている会社の出張で

スウェーデンの南の街、マルメから

ストックホルムに帰る電車で書きました。

なんてったって、約6時間。

たっぷり時間がありました。


ファイナンス・マネジメントの人に

「行きは飛行機だけど、帰りはいいのなくて電車になったから~」

って言われて、

「ソレッテ、何時間カカルノ?」と聞くと

「5時間くらいかな~ははは~ゆっくり寝れるね!」と笑い飛ばされたが、

電車乗る前にチケット見たらほぼ6時間じゃん!!!!と悲しくなりました。

土曜日夜なのに。。。。

でも電車にはWifiがあるので良いかと思っていたら

残念ながら、私のパソコンちゃんは不機嫌で繋がってくれなかった。

携帯は使えるんだけどな。

まあコンセントもレストランもある電車は

直接セントラル駅までいくし、

結局飛行機だって時間かかるわけだし

まあいいかと乗ったものの、

長い。

実に、6時間の移動は長かった。

6時間あれば

ロンドン行けるわ。

ベルリン行けるわ。

だいたいEUどこでも行けるわ。

なのに、マルメ→ストックホルムの移動。

大学時代の3時間半の電車を思い出す。

マルメの駅は素敵です。
(動くエキシビション。車窓から見たいに世界の風景が流れる駅。それを撮る同僚)

ともかく、

今回は 「若者の未来の扉を開くお手伝い」をしてきました。

ちょっとかっこよく言ってみた。笑

実際やってたことは

ほぼ突っ立てただけに近い。笑


教育関係のフェアでのお仕事です。

(マルメのフェアセンター)

私の赤ちゃんレベルのスウェーデン語で

商品の知識レベルも低い私に

できることなんて限られていて、

ほとんど役に立てなかったと思うけど

それでも、

浴衣を着て会場でみんなに声を掛けていたことで

少なくとも、何人かの目には私の姿が入っていただろうし、

そして、

拙いスウェーデン語でもちゃんと皆さん話を聞いてくれて


声を掛けてくれたことが嬉しかったです。

(セルフィー!)

「ヨーテボリでも仕事してたよね」と

声を掛けてくれた参加者の人。


「あなたの着ているの素敵。

こんな素敵なの毎日見れるものじゃないから

写真撮って良いかしら」と言ってくれた同業者の人。


「私の娘が日本にぞっこんなの。写真撮らせて!きっと娘が喜ぶわ!」

と声を掛けてくれたホテルのお掃除のお母さん。


「浴衣を着てるあなたが遠くの方に居るのを見て、嬉しくなってきたんだ。

いつか日本に仕事に行くときは、日本語を勉強してみたいなと思っているよ。」

という海運のお兄さん。


「マルメにはなかなか日本人が居なくて、お母さんは日本だから、

今日あなたと話せてすごく嬉しかった」と

素敵な笑顔でたくさん話してくれた日本とスウェーデンのハーフの子。


「ぼくの家庭は経済的に苦しいし、お母さんを一人に出来ないから

本当は日本で勉強したいけど、なかなか踏み出せないんだ」

と相談してくれた男の子。

私は嬉しかった。

ちょっとはいい影響残せたかな。

次は、次の仕事は浴衣じゃなくて、

絶対に着物を着よう。

(ヨーテボリのホテルからみた夜景)

会場にきていたのは主に

16歳とか18歳とか20歳とかのまだまだ先が見えなくて、

目標がはっきりしてなくてどうしたらいいかわからない、

でも未来は何かしたいという若い子たちでした。


NO!海外に行く事なんて全く興味な~い」とはっきり言う子もいれば

「うーん。行ってみたいとは思う。でもどこに行きたいかは、わからないの」

という子もいる。

「あたしはアメリカのこの大学でこの専攻を勉強するのよ!」と

はっきり決まっているという子もいる。


でも、みんなこれから

いろんな素敵なこと、つらいこと、苦しいこと、楽しいこと、幸せなこと、

わくわくすること、悔しいこと、むかつくこと、やるせないこと、

ニヤニヤすること、嬉しくて嬉しくて涙がでること、

からっぽで見失うこと、ばかみたいに笑い合うこと、

いろんなこと経験するんだろうな。

というか、して欲しいな。


自分もまだわからないことだらけの中を走ってるけど

色々経験することで、少しずつなにが好きで何が嫌いで

何に時間とエネルギーを使いたくて

何に価値あると判断するか

少しずつ、自分のことがわかってきているような気がする。


私だって、みんなに負けないぐらい沢山経験して、

沢山笑って泣いて、心を豊かに、

もっとひとのことを感じられるように、

もっと自分成長させたい。そいうかするからな~と去っていく人たちに

心の中で言ってみた。


心の中でも口にしてもブログに書いても

なにか言葉にすることで

絶対実現するから。


そして今回実感したのは

言語が出来ないのは致命的だということ。

そもそもスウェーデン語が赤ちゃんレベルなのに

スコンスカ(スコーネ地方の方言)が聞き取れる訳がない。

若い人はいいんだけど、

おじさんとかお手上げ。白旗。

週末だと親子で来る人が多くて

お父さんたち、本気で何言ってるかワカリマセン。

何語ですか?

悔しい。

言語レベルに加えて

コミュニケーション能力が低下している気がする。

同僚と話してても

話せることしか話さなくて

相手を楽しませることなんて出来なくて

つまなんない人間だなーと思いながらビールを飲みました。


でも、ヨーテボリで働いている日本人の方や

パリで働いている男性たちに何名か会うことができて

いろいろなことを教わって、

背中を押された。

「大丈夫だ」と言われるだけで

不安な毎日でも、もうすこし頑張ってみようって思える。

そんな、相手にいいエネルギーを与えられる女性になることが目標です。



この間、すんごいわくわくする時間があって、

わくわくする人たちと出会えたので

私もその仲間入りしたいなと思っております。


これからNYで働く先輩とスカイプできて幸せだった~。

元気でる~頑張れる~。


まあ今回の出張のこと、すこしだけわがままを言うなら、

今度はもう少し観光したいな。


コペンハーゲンとか飛んだだけで

30分くらいしかデンマーク国に入られなかったし。

(寒さ対策ばっちりの雪だるま。)
感謝、感謝。


とりあえず、今日はぐーたらさせていただきます。

おわり。


(わさび味のお酒。わさびの味は皆無)
(三軒目。イギリスを思い出す。)
最後に今日の気分。


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