パキラが死んだ。ボタニックガーデンと凍った湖。

パキラが死んだ。

そんなタイトルの小説がありそうな。


去年、うちのパキラが枯れました。

根腐れでしょう。

大きなパキラ。

かわいいパキラ。

ああ、パキラ。



冬は水をあげ過ぎないようにと育て方に書いてあって、

結構、というかかなり、放置していたつもりなのに

元気がなくなり、

次第に、葉がパラパラと落ち始め

最後の1枚もついに散りました。

まるで美女と野獣の薔薇のように。


でっかいパキラが枯れると

一気に部屋の緑がなくなりさみしくなりました。

しかーし!

子分たちを育てていたので

暖かくなったら植え替えようと思います。

はい。


最近、ストックホルムにあるボタニックガーデンに行ってきました。

温室だから冬でもコートなしでふらふらできます。

ストックホルム大学の近くにあるボタニックガーデンには

温室があって、カリフォルニアとか南アフリカとか亜熱帯(どっかのアジア)

というように地域ごとに珍しい植物が植えてあります。

なんだかかぼちゃみたいにかわいいサボテンさん。

毎週、日曜日の1時には

ガイドツアーがありまして、

初めて行ったのにそのツアーの日だったという奇跡。

でもスウェーデン語だったからだいたいしかわからなかった。

がーん。

ガイドのお姉さんが持っているのはコルクの木。

子どもたちに「持ってみる?軽いでしょう」と話しかけている様子。




後々 「竹の葉を食べる動物はなんでしょう?」という質問に

「パンダ!」と満足そうに応えていました。

ちゃんと子どもたちにも配慮できる素敵な方でした。


胞子だ。。。
まるでナウシカのように胞子に覆われた地帯もあったりなかったり。

「ムシゴヤシが午後の胞子を飛ばしている」

「この胞子はまだ毒は出していないね」

なんてセリフが頭の中に流れたのは、きっと、絶対私だけ。笑




ボタニックガーデンでふらふらした後は

近くの水辺を散歩しました。

寒かったけど、綺麗でした。

とっても。





遠くのほうでスケートをするふたり。

スケート靴を履いて散歩する人や

スポーツとして本気で滑る人、

水辺(というか氷だけど)をゆっくり犬と散歩する人、

ランニングする人などで静かに賑わっていました。


水際も凍っております。

氷の上を歩いたのは何年ぶりでしょう。

ちょっとスウェーデンぽいことをした一日でした。

ここにも太陽が出始めて、少しずつ明るい春へと向かっています。


おわり。
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